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あらし山びことは?

コンセプト

あらし山びこの活動コンセプトは、「ふれあい」。
絵本を通して、こどばにふれる。
ものやことにふれる。
それをみんなで共有する。
  “ふれあい”
その中で生まれるものを大切にし、一緒に成長していきたい。
私たちは絵本の読み語りや伝承遊びを行うことで、そんなふれあいの場を作ろうと思います。
あらし山びこでのふれあいでより豊かに心をふくらませていきましょう。
そして、地域とのふれあいを通して嵯峨の文化を知り、伝えて行く。
色んな地域の人が集まる大学だからこそ、地元の人も地方の人も一緒になって、
大人もこどもも一つになって、京都そして嵯峨を見つめていけたらと 思います。

あらし山びこの誕生

あらし山びこの歴史は2005年にさかのぼります。この年、罧原キャンバスに新校舎、有響館がオープンし、本部キャンバスにあった図書館も移転してきました。このときに、図書館内に絵本などを集めた児童書コーナーが新設され、「あらし山びこ」と名づけられたのです。大学と地域社会が互いにやまびこのように響きあうことを願ってのネーミングでした。さっそく地域の人々に呼びかけよう!児童書コーナー「あらし山びこ」のことを知ってもらおう!こうして始まったのが、現在まで続く絵本の読み語り活動だったのです。

最初は手探りだったそうです。どのようなプログラムを組めばいいのか、どのような絵本を紹介していこうか大いに悩んだそうです。行き当たりばったりではいけないけれど、どうすればいいの?そんな当初のメンバーに最初に手をさしのべてくれたのが嵯峨小学校PTAの方々です。また、2006年度からは本学で『絵本論』を担当していただいていた齋藤先生や児童文化研究会のメンバーにお願いして、子どもたちの心の成長に合わせた本格的なプログラムの作り方や絵本の選び方を教えていただきました。とても貴重な経験で、私たちの読み語りの会は大きく成長することができました。現在でも、このときの経験を財産にしてがんばって活動しています。

わたしたち学生もさいしょから活動を支えていました。ポスターを制作したり、絵本読み語りの会の開催をお知らせする三角の旗を作ったり、時には勇気を出して伝承遊びの紹介や絵本の読み語りに挑戦することもありました。でも、わたしたち参加学生の数は少なくて、絵本の知識も経験もまだまだだったので、毎回のプログラムを作ったり、絵本を選書したりといった難しい作業を任せてもらうまでにはなっていませんでした。

ところがその後、大きな転機がやってきました。2009年度から「あらし山びこ」が文化事業部の管轄に移され、わたしたち学生が主人公として活動を運営することになったのです。いままで舞台の袖でいたのが、きゅうに舞台の真ん中にひっぱり出されたような心持でした。経験の浅いわたしたちに何ができるだろう?それからはとまどいの連続でした。活動をなんとか続けていきたい思いで、さまざまな方々にご迷惑をおかけして、さまざまな方々の手をお借りして、おかげさまでわたしたちは少しずつ成長できたように思います。そして、ようやく活動の充実をちょっぴり感じることができるようになりました。現在までわたしたちを支えてくださっている優しい方々にあらためて感謝もうしあげます。

これからは、活動をもっともっと充実させて、参加してくれる子どもたちや保護者の方々にもっと喜びんでいただけるようがんばっていきたいと思います。しっかりしなきゃですね。それからこれからわたしたちの活動に参加してくれる後輩たちにわたしたちの思いを受け継いでもらい、いつまでも活動をつづけていってほしいと願っています。

これからの目標

「第3土曜日はあらし山びこの日!」
あらし山びこに行けばいつでもあたたかい人やもの、楽しいこととふれあえる場所がある。
一時のものではなくて、
「じゃぁ、また次のあらし山びこでね。」なんて言ってもらえたら幸せ。
そんなプログラムを作っていこうと考えています。

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